世界的に見ても、夫の家事参加率が低い日本。まだまだ妻の負担が大きいのが現状です。なぜ夫は家事に積極的に参加してくれないのか、どうすればもっと参加してくれるのかについて考えてみました。
なぜ夫は家事に積極的に参加しないのか?
男性は仕事が最優先!という社会的なプレッシャーが未だに大きく、残業や長い通勤時間など、家事に参加したくてもできない理由もあります。しかし、実は「何をしたらよいか分からない」という理由も根本にはあるようです。妻は「察してほしい」と思っていても、慣れない家事に対して夫が察することは難しいもの。結局、妻が「自分がやった方が早い」と感じて、夫の参加が減る、妻が不満に感じる、という悪循環に陥ってしまいます。
夫には情報を冷静に伝えて、もっと家事に参加してもらおう
つい、夫に「大変だからもっと手伝ってよ!」と感情的になっていませんか? しかし、不満をぶつけるだけでは、問題解決にはなりません。まずは冷静に、やってほしいことを夫に伝わる形で伝えましょう。それでは、夫にもっと家事に参加してもらうには、具体的にどう伝えて、何をすればよいのでしょうか。
- 家事を細かくタスクに分け、見える化して伝える
- まずは夫の得意なことから
- 感謝の言葉を忘れずに
1. 家事を細かくタスクに分け、見える化して伝える
家事は夫が思っているよりも、細かなタスクで成り立っているものです。「料理」なら、献立決め、買い出し、食材の管理、調味料の補充など。それらの情報を夫に知ってもらうために、実際に紙などにリストアップしてタスクの見える化を行いましょう。紙に書いて見せることで、余計な感情を込めずに、情報だけを伝えることができます。
2. まずは夫の得意なことから
家事のタスクをリストアップしたら、まずは夫の得意なことからお願いしましょう。いきなり料理などをお願いしてもうまくいきにくく、夫は自信をなくしてしまいます。まずはできることから始めることで、夫の家事スキルは育っていきます。
3. 感謝の言葉を忘れずに
自分の担当ではない家事でも、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。家事は当たり前と思われやすく、感謝されにくいものですよね。感謝はモチベーションにつながり、夫もまたがんばろうと思ってくれるはずです。
家事分担には夫婦のコミュニケーションが大切
家事の分担割合は家庭によって異なり、正解はありません。だからこそ、夫婦で話し合い、ベストな形を見つけていくことが重要です。家事を通して、もっと夫婦の絆も深まるでしょう。
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みすみぞの いずみ
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