「新聞紙で掃除」なんて古臭い方法と思っていませんか?しかし、インクの成分で汚れが落ちやすく洗剤がいらない、新聞の原料であるパルプは繊維が細く拭いた後に残りにくいなど、現代でも新聞紙は十分に使い勝手のいいお掃除アイテムです。もちろん、何よりエコで経済的なのがうれしいですよね。とくに濡らした新聞は汚れ落ち効果が高く、家じゅうのさまざまな場所の掃除に活躍します。今回は濡れ新聞を使った掃除方法について詳しくみていきましょう。
濡れ新聞を使った掃除におすすめの場所
濡れ新聞を使って掃除するのに向いているのはどのような場所でしょうか?
1.玄関のたたき
玄関のたたきに濡らした新聞をしっかりと絞り、バラバラにちぎって撒き、掃き掃除をしましょう。濡れ新聞を使うことで、ホコリや砂、泥を舞い上げずに掃除できます新聞を撒いたあと、しばらく放置しておくのがコツ。ほうきで掃く際は少し押さえつけるようにすると細かな汚れを吸着してすっきりきれいになります。
2.ベランダ
ベランダも玄関同様に、濡らした新聞を使って掃き掃除をしましょう。常に外気にさらされているベランダはホコリや砂がたまりやすく、干している洗濯物に向かって舞い上がってしまうことも。とくに晴れて乾燥した日が続いたら注意しておきたいですね。
3.畳
畳は霧吹きなどで濡らした新聞をちぎって撒き、ほうきで掃いて掃除するのがおすすめです。畳は水気に弱いため、新聞は軽く濡らす程度にし、最後に乾拭きして仕上げましょう。
4.窓・鏡
窓や鏡は軽く湿らせた新聞で磨くとインクが汚れを吸着してピカピカになります。拭き筋も残りにくく、二度拭きの手間もいりません。拭き終えた後は玄関やベランダを掃除するのに使うと、最後まで無駄なく使い切れます。
濡れ新聞を使って掃除できない場所は?
あちこちの掃除に使える濡れ新聞ですが、フローリングに使うのは避けましょう。新聞紙の固い繊維が傷をつけたり、インクがついたりするおそれがあります。マイクロファイバークロスのような柔らかい布で拭くのがおすすめです。
濡れ新聞を活用して効率よく掃除しよう
新聞紙は家のあちこちを掃除するのに活躍する便利アイテム。古紙回収でリサイクルするのはもちろん、掃除用としてストックしておけば、無駄なく活用できます。とはいえ、忙しい毎日ではすみずみまで掃除するのは至難の業。しかし、汚れた部屋では落ち着かないし、心身ともにゆっくり休まりませんよね。そんなときは家事代行サービスを利用するのもおすすめです。面倒な掃除は効率よくすませ、きれいな部屋でゆとりある時間を過ごしたいですね。

みすみぞの いずみ

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