料理研究家として大人気の栗原はるみさん。4月22日、栗原さん自身がプロデュースしたオリジナルキッチン「harumi’s kitchen」が新発売されました。4月17日に行われた発売記念イベントでは、栗原さんが「自分らしいキッチン」について話しました。今回は、その栗原さん流のキッチンの作り方についてご紹介します。
大前提は「自分が楽しいかどうか」
これまで10回以上、自宅のキッチンを改修してきたという栗原さん。キッチンは使い勝手の良さや利便性を追い求めがちですが、毎日使うからこそ、最も大事なことは自分が楽しく過ごせるかどうか。使いやすさだけが重視されていたりあまりにもスッキリし過ぎていたりするキッチンは、意外と「つまらない」と感じがちに。
すぐにできる!「キッチンを楽しむ」5つのコツ
それでは、具体的にどのように「自分が楽しい」と感じられるキッチンをつくっていけばいいのでしょうか。
- 固定概念を捨てる
- 収納の入れ替えは模様替え感覚で
- 洋服と同じように色合いを考える
- 自分の好きな物だけを置くスペースをつくる
- お気に入りの椅子を置く
まずは、「鍋はガス台の下に入れるべき」といった固定概念や誰かのマネで、キッチンの収納やディスプレイを考えるのをやめてみましょう。同じキッチンでも、使う人によって使いやすさが変化するのは当然のこと。「こうしなければいけない」を捨てることが、自分らしいキッチンへの第一歩です。
材料や道具の収納方法や場所を、久しく変えていないという人も少なくないでしょう。しかし栗原さんは、「まずやってみて違うと思ったらまた変える」といった入れ替えを、模様替え感覚で楽しんでいると言います。その都度自分で作り変えていく自由さを持つと、キッチンがマンネリ化せず、新鮮な気持ちをもたらしてくれます。
キッチンのインテリアは、洋服のコーディネートと同じ。自分が好きな色を取り入れるだけで、キッチンを自分らしくすることができます。栗原さんはGパンに白いシャツというお気に入りのコーディネートのように、キッチンも紺色と白でまとめているそうです。
壁やカウンターの一角などに、好きな物だけを置くスペースをつくってみましょう。植物や小物、スピーカー、写真など、料理とは関係のない物でOK。眺めるだけで幸せな気持ちになるので、キッチンをただ「料理を作る場所」から「楽しく過ごせる場所」へと変えることができます。
料理中は、火加減を調整したり洗い物を平行で行ったりしてなかなかキッチンを離れられないことがよくありますよね。そんな時のために椅子があれば、キッチンにいながらリラックスできたり本を読んだりできます。こだわったデザインや自分の好きな色の椅子を置けば、キッチンで座る時間がより楽しいものに。
キッチンが楽しくなると人生も楽しくなる
毎日料理をする人にとって、キッチンは人生の中でもとても長い時間を過ごすことになります。だからこそ自分が楽しめ、ときめく場所にしたいもの。栗原さんはキッチンが楽しくなると料理だけでなく、家族関係も上手くいくことを実感しているそう。皆さんも栗原さん流のキッチンを楽しむコツを参考に、自分らしいキッチンを目指してみてはいかがでしょうか。


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