家族でくつろぐリビングは、常にきれいにしていたいもの。汚れが目につくと落ち着かず、のんびり過ごせませんよね。しかし、リビングは家の中でも広いスペースをとり、掃除が大雑把になってしまいやすい場所。今回は、毎朝10分でリビングのきれいをキープできる掃除方法について解説します。
毎日のリビング掃除は、大きな面積を占める床とテーブルを中心に
リビングで大きな面積を占める床とテーブルは、汚れが目につきやすい場所。しかし、逆に考えると、床とテーブルをピカピカにしておけば、リビングはきれいな印象になります。毎朝10分でできる、床とテーブル掃除のコツをご紹介しましょう。
床(フローリング)はフロアワイパーを活用
床は毎日掃除機をかけなくては、と思っている方も多いのでは?しかし、フロアワイパーを使えば、掃除機は週一回ほどで十分です。基本は、ドライタイプのシートを使って掃除するだけでOK。じつは、床掃除は朝起きてすぐにするのがおすすめです。それは、夜の間に床に溜まったホコリなどが舞い上がる前にきれいにできるから。余裕があれば、その後にウェットタイプのシートで拭いたり、掃除機をかけたりすると、さらにきれいにできます。
テーブルは重曹水でピカピカに
小さな子どもがいる家庭では、食べこぼしなどで汚れがちなテーブル。また、手垢も多くつきやすい場所です。それらに効果的なのが重曹水。100mlの水に重曹を小さじ1杯溶かした重曹水をスプレーして、布巾などで拭くだけです。テーブルの上だけでなく、横や裏側、足部分なども意外と汚れているのできれいにしましょう。
リビング掃除は、優先順位をつけてルーティンでまわす
時間のある日には、他の場所の掃除も行いましょう。一気にやってしまうよりも、今週はソファ、来週はテレビなど、自分なりのルーティンを決めて行うと、挫折せずきれいをキープできます。
ソファ
布製のソファなら、掃除機を使い、ホコリなどのゴミを吸い出しましょう。重曹を粉のまま振りかけて一晩置き、掃除機をかけるとソファの匂いや湿気をとることができます。革製のソファも優しく掃除機をかけてきれいに。専用のクリーナー以外を使うと、劣化の原因になるので気をつけましょう。
テレビ
テレビは、裏側や画面にホコリが溜まってしまいがちです。ホコリに気づいたら乾拭きするのがおすすめ。また、画面の汚れは、クリーナーなどは使わず、メガネ拭きなどの柔らかい布で優しく拭いて、汚れを落とします。
壁やドア
壁やドアについている手垢には、500mlの水に小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを溶かしたセスキ炭酸ソーダ水を、汚れに直接スプレーし拭き取ります。また、軽く水で濡らしたメラミンスポンジでもきれいに落ちます。
リビング掃除は手軽に続けられる工夫が大事
リビングは広く、モノが多いと掃除が大変です。不用品を片付け、整理整頓することも、掃除の手間を減らすコツ。忙しくて手が回らない場合には、家事代行サービスなどで定期的にプロの手できれいにしてもらうのもよいですね。毎日のリビング掃除は、自分なりに続けられるコツを見つけることがポイントです。

みすみぞの いずみ

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