ワンオペ育児は当たり前なの!?夫に理解してもらう3つのコツ

家事や育児は女性が担当するものという価値観は古いものになりつつありますが、家庭では妻ひとりで家事も育児も切り盛し、ワンオペ育児となっている場合も少なくありません。そんな妻に甘えて、夫はほとんど何もしないという家庭も多いようです。ワンオペ育児について、夫に分かってもらうためにはどうすればよいのかについて解説します。

ワンオペ育児のつらさを夫に理解してもらいたい!

こんなにワンオペ育児がつらいのに、なぜ夫は分かってくれないんだろう……と悩む妻は多いものです。あまりに分かってもらえないため、自分の力不足なんじゃないかと更に悩みが深くなってしまうことも。残念ながら、ワンオペ育児のつらさについて夫に必死に伝えても、逆に「俺も大変なんだから」「ずっと家にいるんだからラクでしょ」など反論され、正しく伝わらないこともあります。ここでは、ワンオペ育児について夫の理解を得るためのコツについて説明しましょう。

  1. 冷静に話し合う
  2. 伝え方を工夫する
  3. 夫と子どもだけの時間をつくる

1. 冷静に話し合う

ワンオペ育児のつらさを夫に知ってもらいたいとき、つい感情的になってしまっていませんか?つらいことを伝えることも大切ですが、重要なことはつらさを夫に理解してもらいもっと家事や育児への参加を促すこと。一方的に夫に詰め寄っても、理解を得ることは難しいでしょう。冷静になれる時間に、夫にしてほしいことを、できる限り感情を交えずに伝えることがおすすめです。

2. 伝え方を工夫する

夫にワンオペ育児がつらい、もっと家事や育児に参加してほしいことを伝えるとき、してほしい家事や育児をメモに書くなど、情報を可視化することで夫はやるべきことを理解しやすくなります。妻はすでにこれだけの家事や育児を負担していることを夫が理解する手段にもなり、何をしたらよいか分からない夫の助けにもなります。

3. 夫と子どもだけの時間をつくる

やはりワンオペ育児は、実際に体験してもらうことが、いちばんの理解への近道です。ワンオペ育児のつらさを分かってもらえるだけでなく、子どもとの過ごし方を学んでもらえるので育児スキルもアップします。また、夫婦で子どもを見ていると、つい夫は妻に甘えてしまいがち。ひとりで見てもらうことで、父親としての自覚もさらに芽生えるはずです。

ワンオペ育児は夫婦の問題

ワンオペ育児は妻に大きな負担がかかり、心身ともに疲弊してしまいがちです。そのような状態で育児を行うことは、子どもにとってもリスクが高く、放っておくことは危険にもつながります。私が頑張ればどうにかなるから、と思わずに、夫の協力を仰ぐことは家族として当然のことです。夫婦ともに忙しい場合は、一時保育や家事代行サービスなどをうまく使い、適度に力を抜きながら乗り越えていきましょう。

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。