LINE株式会社が運営する登録者約534万人のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は11月5日、好きな家事・嫌いな家事、家事代行サービスの利用経験についての調査結果を発表しました。
好きな家事がある人は全体の8割を占め、男女ともに好きな家事1位は「買い出しをする・買い物に行く」でした。特に女性は4割を超えており、年代が上になるほど人気になる傾向がみられました。
2位も、男女共通して「ご飯をつくる」がランクインし、特に20代の男女に人気の傾向がありました。男女差はほぼなく、料理が好きな男性も多いことがわかりました。
女性の3位は「洗濯物を干す」でした。洗濯物をしまったり、たたんだりするよりも、干すことが好きという人が多いことがわかりました。また年代が上がるにつれ好きな人が増加する傾向がありました。男性も「洗濯物を干す」が8位にランクインしています。
一方で嫌いな家事について見てみると、嫌いな家事がある人は全体で9割弱で、女性よりも男性のほうが嫌いな家事がある人の割合が高い傾向がみられました。
女性の嫌いな家事1位は「片づけ・整理整とんする」、2位は「トイレそうじをする」、3位は「お風呂そうじをする」でした。
男性の1位は「トイレそうじをする」、2位は「裁縫(さいほう)をする(ボタンのつけかえ、ぬいものなど)」、3位は「片づけ・整理整とんする」という結果になりました。
「片づけ・整理整とんする」、「トイレそうじをする」は男女共通して嫌いな家事との結果がみられました。
男女別に見てみると、「お風呂そうじをする/アイロンがけをする/ふきそうじをする」は女性のほうが上位にランクインしており、割合も多いようです。「お風呂そうじをする」は、男性では好きな家事7位にランクインしており、女性のほうが嫌いな人が多いということがわかりました。
また、「洗濯物を干す」、「裁縫(さいほう)をする(ボタンの付け替え、ぬいものなど)」が嫌いという人は、男性のほうが多く、「洗濯物を干す」は女性では好きな家事で第3位でしたが、男性では嫌いな方にランクインしました。
続いて家事代行サービスの利用経験について、利用したことがある人は全体の3%台でした。利用経験は男女で差が見られませんでしたが、家事代行サービスの利用意向に関しては女性が約4割、男性が2割台と、女性のほうがより関心が高いことがわかりました。
性・年代別に見てみると、「利用したことはないが、今後利用してみたい」と回答したのは女性のほうが男性よりも多く、特に30代・40代では4割超えとなりました。また年代が上がるにつれて実際に利用したことがある人が増える傾向があり、女性の50代ではもっとも多い割合で6%となりました。
家事は毎日のことなので気持ちよくできるといいのですが、苦手な家事があったり、忙しかったりするとすべてを自分でやるのは大変です。
実際に家事代行サービスを利用したことがある人は少数でしたが、現在ではさまざまな家事代行サービスがあり、単発利用ができるサービスも多いため、つかれたときや忙しいときには頼ってみてください。
調査対象は日本全国の15歳~59歳の男女で、2020年9月18日~20日の3日間で5252件の回答を得ました。
【ウェブサイト】LINEリサーチ
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