シンガポールの地域密着型のオンライン買い物代行コンシェルジュサービスを展開するhonestbeeが7月21日、日本で本格的にサービスを展開することを公表しました。
2015年と2016年に北海道ニセコで、ウェブやスマートフォンアプリで注文した商品や料理を届けるなどのサービスをテストで行い好評であったことから、東京を拠点とした本格的な参入を決定したということです。
第一弾として8月1日より1円トライアルキャンペーンを実施し、限定商品を1円で販売するプロモーションキャンペーンを開催します。
honestbeeは2014年12月の創業、2015年7月の正式サービス開始からわずか2年でアジアを中心に8か国で展開し、2017年に開催されたWild Digital Conferenceでは、東南アジア全体を対象とした数千のスタートアップ企業のなかから「スタートアップ・オブ・ザ・イヤー」を獲得した企業です。
買い物代行を依頼できる商品は、地元スーパーや商店街の店舗の商品が多く扱われます。注文内容に応じてコンシェルジュショッパーが買い物をし、デリバラーへと受け渡され、最短1時間以内に配達される仕組みです。
日本のネットスーパーとの違いは、コンシェルジュが実際に店舗に足を運び、商品を厳選して買い物する点にあります。ネットスーパーのほとんどは1店舗・1ブランド・1つの倉庫からの発送を行っていますが、honestbeeでは目利きや数店舗・複数ブランドを取り扱うなどのサービスの幅広さを備えている点が強みです。
また、地元の食品店・飲食店など小売業者と手を組み、注文受注や配達を請け負い、顧客の拡大を手助けすることで、地域社会に貢献する役割も期待されます。買い物コンシェルジュとデリバリーについては地域のフリーランサーを時間単位、最短2時間から雇うことで雇用創出にも貢献していく見通しです。
現在、日本では4か所の中心エリアを設け、港区・渋谷区・目黒区・品川区・大田区・世田谷区・新宿区・中央区・千代田区・江東区にてサービスを提供しています。今年の年末までにはサービス展開エリアを2倍に拡張していくということです。
【参照リリース】地域密着型オンライン買い物代行コンシェルジュサービスhonestbee(オネストビー) 日本市場において本格始動
【参照ページ】買い物代行サービスhonestbeeでCOSTCOから1000種類以上の商品の購入が可能に!!
【参照ページ】アジアを牽引するオンライン買い物代行コンシェルジュサービス
(Life Hugger編集部 平井 真理)