「時短家事」ではなく「ゼロ家事」をスタンダードに?家事をしないコツ6選

時間短縮を意味する「時短」は、日々の家事においても一般に広まってきたのではないでしょうか。たとえば、これまで1時間かかっていたことを20分で終わらせることができれば、そのほかのことに時間を使うことができます。特に共働き夫婦や子育て世帯など、やることや考えることが多くなりがちな家庭にとっては、家事の時短どころか、欲を言えば「なるべく家事をしないで済む状態」を作りたいものです。そこで今回は、可能な限り家事をしない「ゼロ家事」に近づけるためのテクニックをご紹介します。

便利グッズやサービスの利用でゼロ家事は可能!

家事をしなくても済む居住空間や生活スタイルをつきつめることで、ゼロ家事に近い生活を実現することができます。しかし、いざゼロ家事に取り組もうとすると、大掛かりに持ち物を減らす工夫や、そもそも家事をしなくても済むように狭い部屋に住むとか、家電にお金をかけるなどしなければならなくなるため、すぐに実践するのは難しいのではないでしょうか。そこで、比較的安価で導入しやすい便利グッズやサービスの活用でゼロ家事を目指しましょう。

お風呂掃除はこすらない浴槽洗剤でラクに

浴槽についた汚れや湯垢をゴシゴシとスポンジでこするお風呂掃除は、たとえ短時間でも大変な作業です。しかし、最近では浴槽をこする必要がない浴槽洗剤が登場しています。浴槽全体にふきかけてしばらく待ってから最後にシャワーで洗い流せば、お風呂掃除が終わります。

洗濯用洗剤は測らないタイプを使う

洗濯のときにいちいち洗剤を計り入れるのも、わずらわしい家事の一つです。そんな人は、片手でできるプッシュタイプ式洗剤や衣類と一緒に洗濯機にポンと入れるだけのジェルボール洗剤がおすすめです。いずれも洗剤を計量する手間も容器からこぼれる心配もなく洗濯ができます。

食器洗いをなくすために紙皿で料理の盛り付けを

手洗いではなく食洗機を使って食器を洗っていても、食洗機に食器を並べ、洗い終わった食器を棚に戻す作業がありますよね。もし時間や体力にどうしても余裕がない場合には、思い切って紙皿や紙コップを使用してみるのも一つの手です。最近では使い捨てとは思えないほどおしゃれな紙皿や、環境に優しい素材でできている紙コップもたくさんあります。また電子レンジ対応のものを選べば、使いやすさも◎。普段のお皿と変わらずに楽しく食事をすることができるでしょう。

便利家電を活用する

少し値が張っても日々の家事負担減にとても役立つのが便利家電です。洗濯物は乾燥機を使って干す手間をカット、ロボット掃除機のスイッチひとつでフローリングの掃除を済ますなど、毎日の家事を劇的にラクにしてくれます。また圧力鍋があれば食材をフライパンで炒める、煮込むなどすることなく料理が完成します。

宅配サービスの利用で買い物を省く

毎日の献立を考えながら食材を選び、重い買い物袋を持ち帰る買い物の負担は、宅配サービスで解決しましょう。今ではその料理を作るために必要な食材がまとまったキットもあるので、食材が余る食品ロスの心配もありません。

家事代行サービスを利用する

毎日発生する膨大な家事をすべてゼロにすることはもちろん不可能です。しかし、水回りの掃除や洗濯物の取り込みなど、どうしても自分でやるのは大変な家事は、家事代行サービスのプロに委ねましょう。月に2~3回、数時間程度の依頼だけでも、負担がグッと減りますし、家事ゼロの生活に近付くでしょう。

家事ゼロ生活で快適な毎日を

「家事は必ず自分でやらなければいけない」という考えにとらわれる必要はまったくありません。今はさまざまなサービスや商品があるので、それらを賢く活用することで家事に追われて精神的なストレスを抱えない快適な毎日を送ることができます。「少しでも家事をしない生活がほしい!」と考えている人は、ぜひ少しずつでも実践してみてください。

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Life Hugger 編集部

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