ダスキン、大掃除の実態と意識を調査。夫は妻の2倍「配偶者と一緒に取り組むのが当然」と回答

掃除

普段、家事の一切を妻任せにしている家庭でも、大掃除に関しては別というケースは多いのではないでしょうか。株式会社ダスキンが全国の20歳以上の男女計4,160人を対象に、2016年末の大掃除の実態と2017年末の大掃除の意識について調査しました。

対象となった4,160人のうち2,584人に対して夫婦の意識・実態調査が行われ、「2017年末の大掃除を配偶者と一緒に取り組みたいか」という質問に対して、夫の92.5%、妻の77.3%が「一緒に取り組みたい」と回答しました。

その理由として最も多かったのは、夫71.2%、妻68.9%で「一緒に取り組むと早く終わるから」でした。そして、妻の64.5%は「自分ではできない所(高所・力仕事)があるから」、63.7%が「一緒に取り組むと体力的な負担が減るから」と回答しました。

一方で、夫の20.9%が「一緒に掃除をすることが以前からの習慣だから」や、19.2%が「自分だけでは掃除の手順や方法が分からないから」と回答し、その割合は妻の2倍という結果でした。

妻は体力面で夫のサポートを求める一方、夫は「配偶者と一緒に取り組むのが当然」と思っており、大掃除の基本的なことも妻の力を借りたい傾向にあるようです。このような傾向は共働き世帯、専業主婦世帯に関わらずあるようで、2016年の大掃除実施率は共働き世帯で58.0%、専業主婦世帯で56.7%と、いずれも約6割でした。

今年は仕事納め後から大晦日までの日数が少ないため、大掃除の時間確保については早めに計画を立てておいたほうがよさそうです。また、調査結果からも夫婦でお互いの負担に感じている場所や苦手に思っている場所を事前に伝えあうことで連携して早く掃除を終わらせることができそうです。大掃除の日は仲良く、工夫して、普段なかなか手を出しにくい部分も含んだ大掃除に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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(Life Hugger編集部 平井 真理)

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