未来を味わう、東京のビアガーデン。ゼロ・ウェイストの町が届ける2日間の体験
東京・丸の内でゼロ・ウェイストを体験できるビアガーデンが開催されます。5月16日、17日の2日間で上勝町の循環する暮らしを味わえます。
東京・丸の内でゼロ・ウェイストを体験できるビアガーデンが開催されます。5月16日、17日の2日間で上勝町の循環する暮らしを味わえます。
日本でゼロ・ウェイストを宣言している都市は、5自治体あります(2021年1月現在)。2003年に徳島県上勝町が宣言して以来全国に広がり、現在はさまざまな自治体がゼロ・ウェイストを推進しています。
ゼロウェイストとは、「できるだけゴミを出さないライフスタイル」を表す言葉です。リサイクルには、ゴミを再利用できるようにするまでの課程で大きなエネルギーが必要ですが、ゼロウェイストは、ゴミそのものを出さないようにするので、環境への負荷がかかりません。
徳島県上勝町は、徳島市街から車でおよそ1時間程の場所にあり、勝浦川の上流部に位置する人口約1500人程の四国で一番小さな町です。 国 の重要文化景観に認定された「樫原の棚田」などで知られており、江戸時代から変わらない日本の農村の風景が残っています。そんな上勝町は、日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」行った町として世界中に知られています。
ゼロ・ウェイストを町全体の目標として掲げる徳島県上勝町では、現在、とある興味深い取り組みが行われています。
徳島県内における衣服の廃棄削減と資源循環を目的とし、環境省による「令和5年度使用済み衣類回収スキームの構築に向けたモデル実証事業」の採択を受け始まった、「KURU KURU Fashion Project(くるくるファッションプロジェクト)」です。