家事代行サービスは実際のところどのような人がどのように利用しているのでしょうか。そんな疑問に応えるようなアンケート結果をインターネット調査を行うマイボイスコム株式会社が公開しました。同社は「【 家事代行サービス 】に関するアンケート調査」をインターネット経由で2017年9月1日~5日に実施し、10,932件の回答を集めました。
その調査によると、直近1年間の家事代行サービス利用者は約5%、うち男性が53%、女性が47%でした。年代別で見てみると、20代の利用は全体の5%ですが、20代男性の約9%が家事代行サービスを利用していました。
世帯収入別で利用者をみてみると、300~500万円未満がもっとも多く全体の25.5%。勤務先での役職は一般社員が群を抜いて多く43.6%でした。
利用内容は全体でみてみると「掃除代行、ハウスクリーニング」が2.8%、「日常家事全般」が0.9%、「片づけ、整理整頓」が0.6%でした。男性20代では「掃除代行、ハウスクリーニング」「日常家事全般」が3~4%、女性50代以上でも「掃除代行、ハウスクリーニング」が約4%という結果でした。
利用頻度は週に1回以上が1、2割強で、これを含む定期的な利用者は6割強でした。一方、スポット・単発利用のみの利用者比率は女性の方が高いという結果でした。
サービス選定時に重視する点は「価格」の他、「サービスの種類やプランの充実度」「料金体系のわかりやすさ」がそれぞれ約3割でした。また、家事代行サービスを利用した理由については「プロに本格的にやってほしい」「自分ではできない・難しいところをやってほしい」が最も多い結果となりました。
最も特徴的だったのは、週1回以上の利用者に多かった「自分が苦手な家事をお願いしたい」という理由です。家事は日常生活の一部でありながら、苦手分野に時間を割かれることもしばしばあります。そんな時間の浪費をなくし、ストレスを軽減するサービスとして、気軽に利用している人もいるようです。
【参照ページ】【 家事代行サービス 】に関するアンケート調査
【参照ページ】家事代行サービスに関するアンケート調査
(Life Hugger編集部 平井 真理)


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