ランサーズ株式会社は7月4日、誰もがスキルを活かして仕事ができる、位置情報を活用した総合型スキルシェアリングサービス「pook」（プック）β版を7月3日より開始したことを公表した。
pookは個人対個人のスキル提供ができる新たなサービスだ。サービス依頼から実際の決済までをスマートフォンを活用しワンストップに行うことができる総合型スキルシェアリングサービスとなっている。β版は家事代行（掃除・料理・買い物・その他）、スポーツ（ヨガレッスン・パーソナルトレーニング）、相談（キャリア）の3カテゴリー・7職種からスタートしている。
カテゴリーの1つである「家事代行」では掃除・料理・買い物などが用意されている。依頼主は気軽に日常の困ったことをスマートフォンで依頼可能であり、ランサーは得意なことを活かし、好きな時間好きな場所にあてはまる依頼を受けることが可能だ。仕事依頼が成立するまで利用料は発生しないため、依頼も仕事探しも個人の自由なスタイルで行うことができる。
pookのサービスを提供するにあたっての安全面の取り組みは「本人確認必須」であることや、「運営パトロール」が行われること、さらに仕事開始時刻1時間前からお互いの現在地が確認な「現在地共有」、50～100％のキャンセル料を受け取り可能な「キャンセルポリシー」、直接の現金のやりとりが不要な「事前決済」など。簡単かつ安心して稼げるよう、不要なトラブルを回避できるように工夫されている。
β版は東京都一部エリア（渋谷区、港区、目黒区、品川区、千代田区、中央区、新宿区、中野区、世田谷区、大田区、杉並区）より先行スタートし、随時エリアと仕事の種類を拡大していく。
ランサーズはpookをリリースすることにより、オンラインだけではなくオフラインでも専門スキルだけではなく得意や趣味を仕事にできるサービスを提供し、今後、より広範囲で個人が自分らしく働ける社会の実現を目指す方針だ。
【参照リリース】ランサーズ、総合型スキルシェアリングサービス「pook」 β版テスト運用開始
（Life Hugger編集部 平井 真理）
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