1日の平均家事時間は3時間!「やる家事」以外に「考える家事」の負担も増。キッズライン調査

ベビーシッター・家事代行サービスの「キッズライン」を運営する株式会社キッズラインが利用者に「家事時間の実態」に関するアンケート調査を実施し、結果を発表しました。

調査結果によると、掃除機がけや水回りなどの掃除や料理といった「やる家事」に、メニューを考えている時間などの「考える家事」が加わることで、家事の時間は1か月で約90時間、1日に換算すると約3時間もの時間を家事に費やしていることが分かりました。なお「考える家事」には、食事メニューの検討以外に、家事をめぐっての夫婦喧嘩や家計について考えている時間も入っています。

「やる家事にかけている時間は?」というアンケートでは、7割以上の人が1日1~3時間と回答し、1日1時間未満と回答したユーザーは6.7%とかなり低い結果となりました。

やる家事にかけている時間は?

一方、「考える家事の時間は1日のうち何時間ですか?」というアンケートでは、0時間と回答した人は0回答となり、6割以上の人が1時間未満は「考える家事」をしている結果となりました。「やる家事」と合わせると、多くの人が毎日2~3時間家事に費やしていることが分かりました。

「考える家事」の時間は1日のうち何時間ですか?

そして、家事には、「家事の分担」と「家事時間の削減」という2つの大きな問題があります。

家事分担の実態調査では、86.7%のユーザーがパートナー(妻・夫)と家事分担を行っていると回答しています。またその中でも家事分担の話し合いを6割以上の人が行っています。しかし、話し合いによって家事の問題を解決できた人は全体の26.0%と低い結果となり、各家庭の家事分担の問題には解決方法を見出す手助けが必要なことがうかがえます。

家事分担の話し合いで問題は解決しましたか?

解決に至ったユーザーのコメントには、「家電や家事代行といったアウトソースを導入した」「やって欲しいことをやり方まで具体的に示した」などがあり、継続的な解決には、具体的な施策を導入することが必要であることが分かりました。

家事問題を根本的に解決するには、「やる家事」と「考える家事」の両面から解決しないと、家事の負担は減りません。お金を払って家事代行をお願いするのも一つの手です。

【ウェブサイト】キッズライン
【関連ページ】キッズラインの口コミ・評判
【参照ページ】キッズラインニュース

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明田川蘭

1児の母。子育てをしながら、フリーで編集やライターの仕事に従事。お掃除や料理はすきま時間にちゃちゃっと終わらせる日々。「毎日1掃除」や「作り置き」といったキーワードをInstagramほかのSNSで検索してはマメに見て勉強中。