家事支援サービスを運営するイオングループの株式会社カジタク(以下:カジタク)が、今月から企業向けの家事代行サービス「福利厚生プラン」の提供を始めることを日本経済新聞が7月13日付けで報じた。
カジタクは家事サービスを宅配便のような社会インフラに成長させることを目的とした家事支援サービスだ。損害保険により1億円までを補償し、清掃スタッフを自社雇用しているのが特徴だ。主に提供するサービスは、ハウスクリーニング、宅配クリーニング、家事代行サービス、整理収納サービスであり、2015年より全国で展開するハウスクリーニングサービスを企業向けとして提供している。
企業向けサービス「福利厚生プラン」においては、契約企業の社員は通常の約6割の料金で利用可能であり、通常月4回の定期コースの料金は月額2万5200円であるが、契約企業の社員は37%引きの1万6000円で利用できる。なお、交通費はいずれも別途負担となっている。
企業は、サービスを安く利用する際に必要な「割引コード」を発行するシステムの登録料として年間30万円を支払うが、2017年中は登録料金が無料となっている。さらにサービス利用料を企業と従業員で案分するプランも提供しており、企業や社員のニーズに合わせてカスタムできるようになっている。
現在の提供エリアは東京都中央区、港区、目黒区、千代田区、渋谷区、新宿区のみだが、2017年度中に大阪や名古屋においても展開する予定となっている。現在100社の契約企業数を2020年までに1000社まで増加する方針であり、コスト競争力と広い提供エリアを売りに新規顧客の獲得をめざす。
【参照ページ】イオン系カジタク、家事支援サービスで法人契約 4割引
【参照ページ】カジタク法人様向けサービスのご案内
(Life Hugger編集部 平井 真理)
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