家事代行業最大手の株式会社ダスキン(以下:ダスキン)は、国家戦略特区で解禁された外国人による家事代行サービスの積極展開に向け、5年以内に計100人の採用を目指す方針を明らかにしたことを共同通信社が4月17日付けで報じた。
家事代行市場は共働き世帯の増加で拡大傾向にあるが、慢性的な人手不足にあることから、外国人の人材活用に踏み切った。パートが中心の日本人と違い外国人スタッフはフルタイムで活用できるという利点もある。
同日4月17日には第一陣として25~38歳のフィリピン人スタッフ8人が大阪府吹田市の本社に初出社した。雇用期間は3年間。まず同社の研修施設で約2週間、清掃のほか日本の交通ルールなどを学ぶ。研修後は神奈川と大阪の各事業所に4人ずつ派遣され、しばらくは日本人スタッフとともに業務にあたる。
外国人スタッフを積極的に採用することにより、受注可能な仕事量は大幅に増える見通しであり、事業拡大で客単価を引き下げ、一般家庭への普及を狙う。
【参照記事】ダスキン、外国人家事代行を展開 5年で100人採用へ
(Life Hugger編集部 平井 真理)
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