今年も2025年4月14日に、東京の渋谷ヒカリエで「Deathフェス」が開催されます。昨年に続き2回目となる本イベントは、生と死についての新しい考え方や議論を促進することを目的に設定されています。
2022年の年間死者数は過去最高の157万人に達するなど、日本は「多死社会」という現実に直面しています。Deathフェスでは、死という普遍的なテーマをタブー視せず、誰もが生きることの意味を探求できる場として、人々に生と死をどのように捉え、どのように向き合うかについて考える機会を与えることを目指しています。
イベント当日は、葬送文化に焦点を当てた講義などを通して、死を生の一部として捉え直し、新しい文化の創造を試みます。また、参加者は、死生観を豊かにする多様な体験ができるプログラムにも参加できます。例えば、死についてのタブーを解消するワークショップや、終活に関するセミナー、そして死後の世界をテーマにした映画の上映など様々なプログラムに参加できます。また、会場には死というテーマをアートとして表現するギャラリーの設置や死生観を育むためのクリエイティブな活動を体験するためのプログラム用意されています。
主催は一般社団法人デスフェスで、株式会社グリーンアップルやSHIBUYA QWSなど、多数の企業や団体が企画協力や後援を行っています。
イベントの開催期間は4月12日から17日まで。参加費は無料ですが、一部有料のプログラムもあります。
生き方を見直すきっかけを提供し、死というテーマが持つポジティブな影響を広めることを目指しているDeathフェス。誰もが死というテーマをタブー視せずに語り合い、生きることの意味を探求する場として、昨年よリも更にパワーアップしたDeathフェスに期待したいです。
興味のある方はぜひ、イベント開催期間中の詳細は、Deathフェス公式ページで確認してみてください。
「Deathフェス」イベント概要
【参照サイト】Deathフェス公式ページ
【関連ページ】今注目の「有機還元葬(堆肥葬)」とは?シアトル視察の報告会に行ってきました!
【関連ページ】死んだら自然に還る埋葬法まとめ。お墓に代わる新しい選択肢


最新記事 by Life Hugger 編集部 (全て見る)
- 福岡のまんなかから、小さな一歩を届ける。サステナブルシューズÖffen福岡天神店オープン - 2025年4月19日
- 子どもが使わなくなった学習机、どう処分する?手放し方7選 - 2025年4月18日
- 社会課題に挑む70超の学生団体が集結!「ETHICAL CAMPUS 2025」開催 - 2025年4月18日