株式会社CaSyは6月4日、同社が運営する家事代行サービス「カジー」のサービス地域拡大と人材拡充、システム開発の加速を目的として、5億円の資金調達を実施したことを公表しました。資金調達は、ワタキューセイモア株式会社、東急不動産ホールディングス株式会社が取り組む「TFHD Open Innovation Program」を引受先とする5億円の第三者割当増資によって行われました。
カジーは、独自開発のシステムによりスマホで簡単に予約ができるうえ、業界最安値級の料金設定で会員数を伸ばしており、共働き子育て世帯を中心に約4万5千人が会員として登録しています。
特に子育て世代やビジネスパーソンに人気を博しており、現在はシニア層も含めサービス提供地域外から多数の問い合わせもあることから、今回調達した資金をもとに今後のサービス充実を図る見通しです。
まず、今夏にも首都圏・関西地区以外の都市部にサービス提供地域を広げる予定です。それと同時に、継続的にサービス地域を拡大するための家事代行人材や、サービスを支えるシステム開発を担えるエンジニア人材の採用を進める方針です。
これまでも数多く利用されてきたカジーは、今回の資金調達を機に、さらに大きく利用者を伸ばしていきそうです。
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