マットレスは掃除機をかけるだけで大丈夫?お手入れの手間を減らす裏技とは

掃除

一日の疲れを癒すベッド。安心して身体を預けるためにも、マットレスは清潔に保っておきたいですよね。しかし、自宅で丸洗いできないため、掃除の仕方が分からない方も多いはず。今回は、マットレスの掃除のポイントに加えて、掃除の手間を減らすコツについてご紹介します。

マットレスの掃除のポイント

とりあえずマットレスには掃除機をかけているけど、本当にきれいになっているのか不安、という方も多いのではないでしょうか?マットレスをきちんと掃除するポイントは3つあります。

1.こまめに丁寧に掃除機をかける

マットレスに掃除機をかける際は、布団用のヘッドに交換し、丁寧にかけることが重要です。縦、横、斜めの方向にそれぞれかけた後、ひっくり返して裏面にも同じようにかけましょう。

2.湿気は重曹で吸い取る

カビの原因となってしまう湿気は、重曹を使って吸い取りましょう。マットレス全体に重曹を振りかけ、半日ほど置いておき掃除機をかけると、湿気とともに匂いも吸い取ってくれます。その他にも、エアコンの除湿モードの利用やマットレスの下に除湿シートを敷いておく、窓際などに立てかけて風を通す、など湿気対策を怠らず、カビを防ぎましょう。

3.裏面にカビが生えてしまったら

マットレスの裏面にカビが生えてしまったら、消毒用のアルコールやエタノールを染み込ませた布で拭き、しっかりと乾燥させましょう。直射日光に当てることで、カビの繁殖を防ぐことができます。素材によっては直射日光NGの場合もあるので、取り扱い表示や注意書きを確認しておきましょう。

マットレスの掃除を減らすコツ

とはいえ、マットレスは大きくて重いため、掃除には骨が折れるもの。そこで、できるだけマットレスの掃除の頻度を減らすコツについて解説しましょう。

1.ベッド下に収納しない

下に収納できるタイプのベッドも多くありますが、できるだけ収納しないことをおすすめします。湿気がこもりやすくなり、カビの原因になりがちです。どうしても収納を使いたい場合には、引き出しをこまめに開けっ放しにするなどするとよいでしょう。

2.ベッドパッド、シーツを敷く

ベッドパッドやシーツを利用することで、マットレス本体が汚れにくくなるため、掃除の頻度を減らせます。暑い季節や小さな子どもがいる場合には、防水・吸水タイプがおすすめです。

3.マットレスの片側に本などを挟んで風通しをよくする

できれば、マットレスは毎日持ち上げて風を通したいものですが、マットレスは重く、なかなか難しいですよね。そこで、マットレスの片側に分厚い本などを挟んで、風が通るようにしてあげるとよいでしょう。湿気がこもりにくくなり、お手入れの頻度も減らすことができます。

ホコリやカビを防ぐ掃除で、安心きれいなマットレスを

大きくて重いマットレスは、お手入れが面倒に感じてしまいますが、少しのコツで掃除の手間を減らすことができます。とはいえ、定期的な掃除は清潔に保つために必要です。もっと掃除の手間を減らしたいなら、家事代行サービスを利用して寝室の掃除を依頼するのもおすすめ。きれいをキープして、毎日安心して横になれるマットレスにしておきたいですね!

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。