新海美保(しんかい みほ)。出版社やPRコンサル企業などを経て、2014年にライター・エディターとして独立。雑誌やウェブサイト、書籍の編集、執筆、校正、撮影のほか、国際機関や企業、NPOのPRサポートも行っている。主なテーマは国際協力、防災、サステナビリティ、地方創生など。現在、長野県駒ヶ根市在住。共著『グローバル化のなかの日本再考』(葦書房)ほか

「新海 美保」の記事

コラム

東日本大震災から12年。「3.11」を未来へつなぐ

死者・行方不明者2万2,500人以上という甚大な被害が発生した東日本大震災から12年。全国各地で災害が相次ぐ中、災害に強い社会をつくるために、私たちにできることは何でしょうか。3.11から12年の節目に、“復興の現在地”を知ることからはじめませんか? 東北の被災地から学べることがたくさんあります。

コラム

ウクライナ侵攻から1年、私たちにできること。九州・佐賀の避難民受け入れ支援モデルとは?

ロシアによるウクライナ侵攻から1年。ウクライナから国外に逃れた避難民は、800万人を超え、日本にも2月15日時点で2302人が避難しています。母国から遠く離れた日本にやってきた彼らは、どのように地域で受け入れられ、日々を過ごしているのでしょうか。全国の中でもいち早く支援を表明し、「ウクライナ支援の官民連携モデル」をつくったと言われる佐賀県の取り組みを取材しました。

コラム

「一人じゃないと伝えたい」。精神科の看護師が描く子どもたちの心の葛藤

精神障がいや心の不調を抱える親と暮らす子ども、感覚過敏や不登校の子どもなどさまざまな事情で苦しむ子どもたちを応援するアーティストの作品が、その答えを見つけるためのヒントを与えてくれます。精神科の看護師でアーティストの細尾ちあきさんと医師の北野陽子さんが手がける絵本やアプリは、「必要だけどこれまでなかった」企画を通じて、精神保健に関する情報の普及に取り組み、子どもたちを支えています。

コラム

【9/13〜 遺贈寄付ウィーク】人生の集大成と社会貢献について考える1週間

「遺贈寄付」という言葉を聞いたことがありますか?

遺贈寄付とは、個人が亡くなったとき、亡くなった人や相続人が、資産の全部または一部を特定の個人・団体に寄付することをいいます。遺言書や契約に基づき、財産を民間の非営利団体や地方公共団体、学校などに寄付し、社会課題の解決や”公益”のために役立てることを指します。近年、「人生最後の社会貢献」ともいわれ、注目が高まっています。

ニュース

【9/1 防災の日】企業のモノ・サービスと社会課題をつなぐマッチングプラットフォーム「Good Links」

9月1日は防災の日。1923年9月1日の関東大震災と、台風が襲ってくると言われる立春から210日目の日にちなんで、1960年に制定されました。全国各地で大地震や台風などを想定した訓練が行われ、一人一人の防災意識を高める日とされています。

そんな防災の日に先立ち、今夏企業のモノ・サービスと社会課題の解決を担う支援団体をつなぐデジタルマッチングプラットフォーム「Good Links(グッドリンクス)」が開設されました。

インタビュー

ウクライナから逃れた親子を支える町 〜長野県高森町町長に聞く

長野県の南信地方に位置する下伊那郡高森町は、南アルプスと中央アルプスに挟まれた天竜川の西岸に広がる段丘の町。のどかな田園風景のあるこの町に、4月、戦火のウクライナから逃れた9人の親子がやってきました。子どもたちは保育施設や学校へ通い、母親たちも日本語教室で日本語を学びながら、この8月、ウクライナ料理のテイクアウト販売を始めました。

コラム

暮らしを守る人々  〜熱海土石流被害から1年

2021年7月に静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流被害から1年が経ちました。記録的な大雨で、逢初(あいぞめ)川上流で崩落した大量の盛り土は、周囲の建物を飲み込みながら海岸近くにまで到達しました。災害関連死を含む27人が命を落とし、現在も行方不明者1人の捜索が続けられています。被災から1年、伊豆山地区の人々の暮らしを守り、復旧・復興に向けて尽力する皆さんにお話を聞きました。

コラム

東日本大震災から10年、被災地の“今”を知る・つながる・応援する

2011年3月11日の東日本大震災から10年。東日本大震災で甚大な被害を受けた日本が、かつてよりも良い形で復興する「Build Back Better」の考え方のなかで、これからの「防災」を再構築していくために、東北の”今”について、「知る」「つながる」「応援する」きっかけになる取り組みをご紹介します。