新海美保(しんかい みほ)。出版社やPRコンサル企業などを経て、2014年にライター・エディターとして独立。雑誌やウェブサイト、書籍の編集、執筆、校正、撮影のほか、国際機関や企業、NPOのPRサポートも行っている。主なテーマは国際協力、防災、サステナビリティ、地方創生など。現在、長野県駒ヶ根市在住。共著『グローバル化のなかの日本再考』(葦書房)ほか

「新海 美保」の記事

コラム

能登半島地震|災害ごみ推計244万トン、広域支援で再利用を目指す

石川県によれば、今回の能登半島地震の被災地で発生した災害廃棄物は推計244万トン。2月24日に発表された処理実行計画では、「半分に相当するコンクリートがらなど120万トンを再生利用する」としています。今回は、能登半島地震の被災地の現状とともに、災害廃棄物の課題と再利用の取り組みについてお伝えします。

コラム

6才でもできる「ヘアドネーション」で病気の子どもたちに思いを馳せる

さまざまな事情で髪に悩みを抱える人のために、髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」。脱毛症や欠毛症、小児がんの治療など病気の子どもたちにウィッグを贈る取り組みとして少しずつ認知されるようになりましたが、ウィッグを必要とする子どもたちはまだ大勢います。ヘアドネーションの目的や意義について、6歳の子どものドネーション体験記とともに、お伝えします。

コラム

山頂の音楽イベント「酒とアルプス」で、絶景に身をゆだねる

澄み切った空の青さがまぶしい11月初旬、2日間にわたって「酒とアルプス」という音楽イベントが開催されました。会場は2つのアルプスと日本一の谷「伊那谷」が一望できる、標高1,445mの山の上。太陽の光によって刻々と変わっていく絶景を眺めながら、地元の酒蔵やレストランが手がけるこだわりのお酒と食事を堪能できる、かつてない新しい音楽の祭典。

コラム

被災地から伝えたい、今できる災害時の「備え」【関東大震災から100年】

年々被害が甚大になる大雨や台風、さらにいつ発生するか分からない巨大地震。災害に備えるため、できることはたくさんありますが、いざ準備しようとすると何からはじめていいかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで、このたび防災士の小野寺幸恵さんに、今すぐ気軽にできる「備え」の方法について聞きました。宮城県気仙沼市出身・在住の小野寺さんは、2011年3月11日の東日本大震災で被災し、現在被災地の復興に携わりながら、「備える大切さ」について発信を続けています。

コラム

全国でも珍しいごみ削減対策「チケット制」とは? 〜長野県8市町村の実践事例から

環境省による「1日1人あたりのごみ排出量が少ない都道府県ランキング(最新:令和3年度)」は、1位が京都府、2位が長野県、3位が滋賀県。これは生活系ごみと事業系ごみを合わせた、1人1日あたりの「ごみ総排出量」が少ない順にランキング化したものです。今回、2014年度から6年連続1位を走ってきた長野県のある自治体の施策をご紹介します。「どうすればごみを減らすことができるのか」を考えるヒントになるはずです。

コラム

使用済みカイロがキューブに変身!アップサイクルで水をきれいにするプロジェクトに参加しよう

愛知・名古屋の西部に位置する海部郡の大治町(おおはるちょう)の一角に、大きなフレコンバッグや積み上げられた段ボールが並ぶ倉庫があります。実は今、使用済みのカイロを集めて池や海の水をきれいにするプロジェクトが進められています。それまで捨てていたカイロを有効活用して、「ゼロウェイスト」への一歩を踏み出しませんか?