株式会社MNHとハイジェント株式会社は、「未来コオロギラボ」シリーズの第3弾として「コオロギふりかけ作りキット」918円(税込)の販売を開始した。
「未来コオロギラボ」は、実際に料理をしながら、地球の未来を考えたり、コオロギ食について学ぶことができるキット。これまでに「コオロギ食べくらべキット」や「コオロギたこやき作りキット」が販売されている。
第3弾となる今回は、「コオロギふりかけ作りキット」だ。キットの中に入っているコオロギは、山形県の工場で養殖したフタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギの2種類。コオロギは食用として徹底管理された環境下で飼育されており、エサには茶葉が使われているのでヒトが食べても安心だ。
コオロギふりかけの作り方は簡単。砂糖としょうゆで味付けされた乾燥コオロギを砕き、付属のふりかけの素とゴマを混ぜるだけ。ふりかけの味は、赤しそ・青しそ・めんたいこの3種類。コオロギ、ふりかけ、ゴマを自由に合わせてオリジナルのふりかけを作ることができる。

また、同キットには、コオロギの大きさや味、自身で作ったふりかけのレシピを記録できるシートやコオロギ食に関するQ&Aのリーフレットなども同梱されている。「なぜコオロギが良いのか?」「コオロギに含まれるタンパク質量は?」などといった内容が学べるため、子どもたちの自由研究にも役立つ内容となっている。

コオロギは、飼育時の環境負荷の少なく、栄養価が高いため、今後の人口増加による食糧難への対策や、肉や魚などの代替たんぱく質として注目されている。昨今は大手企業もコオロギを使った食品を販売するなど力を入れ始めているが、まだまだ昆虫食に抵抗がある人も少なくないかもしれない。だが、日本で昆虫は昔から食されており、大正時代には50種類以上もの昆虫を食べていたとの記録が残されているなど身近な食べ物であった。
「コオロギふりかけ作りキット」は、次世代のスーパーフードとも言われているコオロギ食を体験でき、身近ではなくなってしまった昆虫食を通してSDGsを学ぶきっかけになりそうだ。
【参照サイト】昆虫食|コンフェクショナリー・コオロギ(株式会社MNH)
【参照ページ】コオロギ事業|ハイジェント株式会社
【参照ページ】大正時代は50種以上もの昆虫を食べていた!?
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あゆみ

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